宮古島への移住や長期滞在を考えたとき、多くの人が思い浮かべるのは「年中あたたかい」「海がエメラルドグリーン」「南国リゾート」といったとこだと思います。でも、実際に生活を営むとなると、綺麗な海だけでは生きていけません。日常の地味なストレスが少ないことこそが、本当の住みやすさだと思うわけです。
そこで今回は、こんな王道の魅力ではなく、実際に住んでみて初めて感動した「地味すぎるメリット」を厳選してご紹介します。生活のリアルな快適さをぜひチェックしてみてください。まじで地味すぎるかも。
1. 花粉症からの完全解放!
宮古島(および沖縄県)には、あの悪名高きスギやヒノキが自生していません。 春先になるとマスクや目薬、アレルギー薬が手放せなかった重度の花粉症プレイヤーにとって、ここはまさに聖域。島に降り立った瞬間から鼻が通り、目が痒くならない快適さは、これだけで移住する価値があるレベルです。
花粉症の症状(鼻水、目のかゆみ、集中力低下、睡眠不足など)によって、働く人のパフォーマンスが落ちることで発生する損失はなんと年間約10兆円。1日あたり約2,450億円で、これは日本のGDPの約10% にあたります。それだけ被害のデカい症状がなくなるのはまじで天国。
ソース: 「ヒノキ科花粉症患者の労働生産性の低下による経済的損失の試算」(PDF形式)
2. ゴミ出しルールが神!
都会ってゴミ分別が細かすぎるじゃないですか。 宮古島のゴミ出しは驚くほどシンプルで、
缶、
ビン、
ペットボトル
燃えるゴミ
段ボール
に分けるだけ。さらにビン・カン以外は毎週回収してくれます。Amazonの段ボールが家に積み上がってしまうことがなくなって楽。
さらに粗大ごみは事前予約なしで毎週回収に来てくれます。しかも1個100円(指定のシールを貼るだけ)という破格の安さ。引っ越し後の片付けや模様替えのハードルが爆下がりしますね。
3. 猛暑日(35℃以上)が少ない
「南国だから夏は地獄のように暑いのでは?」と思われがちですが、実は真逆です。 宮古島は周りを広大な海に囲まれており、常に心地よい海風が吹き抜けているため、最高気温が35℃を超える「猛暑日」になることは滅多にありません。近年の本州のうだるような酷暑に比べると、夏は宮古島の方が圧倒的に過ごしやすいと感じるはずです。
4. 物価は言うほど高くない(※家賃と燃料以外)
離島=物価が高いというイメージがありますが、実際に暮らしてみるとそんなに感じません。宮古島は第一次産業が盛んなので島野菜や牛肉はもちろん、その他の生活必需品はあんまし本州と変わんないかも。
ただ、家賃と燃料費はめちゃ高いので注意。ガソリンはリッター200円くらいだし、家賃の相場は都心と同じくらい。まーとはいえ島自体がコンパクトで移動距離が短いので、ガソリン単価は高くても消費量が少なく、トータルの生活費は変わらない感じ。
5. 家賃更新料がない
家賃は高いものの、更新料という商習慣が基本的にありません。東京では当たり前だったんですが、地域によって違うみたいですね。
長く住めば住むほど、この固定費の浮き方は大きなメリットになってきます。
6. マックもドンキもある
「離島の買い物は不便」というのは昔の話。現在の宮古島には、マックスバリュ、サンエー、ドン・キホーテといった大型スーパー・ディスカウントストアはもちろん、マクドナルド、モスバーガー、吉野家、大戸屋、ミスタードーナツ、ケンタッキー、ヤマダ電機、エディオン、西松屋、ニトリ、無印などの主要チェーン店がしっかり揃っています。
7. 島民みんなが子どもに優しい
これは特定の場所だけでなく、島全体、島民みんなが子どもに対してめちゃくちゃ寛容で優しいです。子どもを連れてるだけでタクシーの運転手さんもお寿司屋さんの厳格な大将もみんな笑顔で話しかけてくれます。社会全体で子どもを温かく見守る文化が根付いているため、子育て世代にとっては精神的に非常に救われる環境です。
8. タクシー料金が安い
宮古島はタクシーの基本料金や相場が、都会に比べて安価に設定されています。 ちょっとそこまで買い物に行きたいときや、市街地でお酒を飲んだ帰りの移動など、気軽にタクシーを使える価格帯なのは嬉しいポイント。車をまだ持っていない時期や、体調が悪いときにも地味に助かります。だいたい3kmで1,000円くらい。
9. 坂道なし・渋滞なしで移動のストレスが皆無
島全体がほぼ平坦な琉球石灰岩の台地でできているため、大きな山や坂道がありません。自転車や原付での移動もノンストレスで、信号自体が少ないので車を走らせていて渋滞になることはまずありません。
おわり
綺麗な海や温暖な気候といった派手なメリットも素敵ですが、実際に日々の幸福度を上げてくれるのは、「ゴミ出しが楽」「花粉がない」「みんなが優しい」といった日々のいらぬストレスの引き算だと思うわけです。
宮古島への移住や長期滞在を検討している方は、ぜひこの「リアルな暮らしやすさを参考にしていただけたらと存じます。今度は地味なデメリットもやろうかなー。